エンシス テイクアウトローダー導入

投稿日:2019年10月15日(火)

8月24日にレーザーマシンENSISのテイクアウトローダー(TK-3015L)が冨田工場に導入されました。 この機械を導入した事で、レーザー切断加工後の部品・残材仕分けの作業を自動で行うことが出来る様になり、作業負担を軽減・生産性の向上に繋がります。今後、大いに期待されるこの機械の特徴を紹介します。

★テイクアウトローダーの機能と特徴★

部品を母材から完全に切り離すジョイントレス加工により、テイクアウトローダーで製品だけを自動でピックアップできます。部品の寸法や角度に合わせて伸縮・回転する吸着ローダーが部品を吸い上げ、あらかじめ準備したパレットや台車に部品単位で自動的に集積する事が出来ます。これにより、今まで2人体制でやっていたバラシ作業とサンダー処理工程が不要になり、重い製品を持ち上げたり、ハンマーでジョイントを外す等、作業員の負担がかかっていた部分を大幅に軽減することができます。

8月24日からエンシスのTKが入る事になり、前日に今まで製品など置場になっていた所を無くし掃除をしました。前回、床塗りを実施したので掃き掃除で終わったので床塗りをやっていて良かったです。最初は墨出しから始まり、次の日は朝から大型トラックが4台順番に機械を下ろして11時頃には設置をし始めました。工場の環境が良いのは分かっていますが、何度見てもあの大型トラックが良く入るなぁ~と感心します。 9月の中旬には設置も完了し、生産技術はデータ・加工機械操作の共育が始まりTKが動いていくと思います。アキエスのTKとの違いは、アキエスのTKは製品を載せるパレットが用意したパレットにどんどん積み上げていくのに対して、エンシスのTKはパレットを何カ所か設置し部品などは空箱の中に入れたり、製品の置く場所を決め物件別にパレットを分けたり出来る様になり、バラシレスが進んだ機能になっています。いずれにしても操るのは人間ですので機能が発揮できるように共育していきます。

冨田工場リーダー I・M