本社1Fにフライス盤(ミーリング)導入!!

投稿日:2019年12月20日(金)

アライとグループ会社“マスター”とのコラボレーション実例特集をお届けします。 グループ会社だからこそ出来る迅速な対応や、情報の共有という強みがあります。 金属加工×看板・サインプロデュースの最近の実績をご紹介します。

本社1Fにフライス盤(ミーリング)導入!!  

アライとマスターが1つの機械を共有・共存 する事で、経費の削減にも!! 1台でアルポリックのカットや意匠関係の造形物を作れます!  


一般的にはNCルーターと呼ばれCADデータなどから木材、プラスチック、アルミなど様々な素材を切削加工出来ます。 現在はアルポリックの切削、座繰り穴の穿孔の仕事が主ですが、能力としては3Dデータを元に立体物を削り出す事も出来ますので、マスターでは意匠性の高い3D造形物を新しい商材として開発していきたいと考えています。



マスターでの使用方法は

アルポリのカット、サインの切り文字、アクリルのサインピクトなどに使用します。

アライでの使用方法は

アルポリック、金属のVカットをします。現在は冨田工場リーダーが使い方を覚えていますが、ゆくゆくは若手に引き継いでいく予定です。


ヨドバシ梅田タワー

今回頂いたヨドバシ梅田のアルポリック加工で苦心した点ですが、機械の仕様上、座繰り穴の深さが約0.3mmの範囲でばらつきが出てしまうので、当初2.7mm~3.0mmで設定させて頂いていたのですがこの深さだとリベットの施工時に不具合が出やすいとの事で、統括部長と工場長に相談させて頂き2.9mm~3.2mmになるよう調整しました。 精度が要求されるお仕事ですので、それに対応できるよう日々精進したいと思います。

マスター 施工部製作室

青い奇跡2

今回のモニュメントですが、マスターのマネージャーから以前作ったモニュメントと同様の物を作りたいと連絡を受け、過去の資料探しから始めました。形状は外観的には変わり映えしませんが中の作りは今回の仕様でかなり変更や追加を加えました。進めていく途中で、この製品が名城大学から神野学園に寄贈されると聞き、見た目に加え品質的にも意識して製品を出荷まで見ていきました。結果的には写真の様に綺麗に光を受け輝くモニュメントになり製作した土台部分はあまり目立ちはしませんが、この光源を立派に支え役目をはたしている姿に感動しました。この様な製品の製作に関われたことに感謝しております。

製造部 生産技術リーダー